子どもが大きくなって弾かなくなった、別のものに買い換えることになったなどの理由から、現在所有しているピアノの買取を依頼しようと考えることがあるでしょう。その時、買取金額も気になるとは思いますが、買い取られたピアノがどのように使われるか、買い取られた後のことを気に掛ける方もいるのではありませんか?大事にしていたピアノが業者に買い取られた後、解体されたり、不当な価格で転売されたりして乱暴に扱われたら悲しいですよね。

【中古ピアノは需要がある】
確かに、中にはピアノを乱暴に扱う心ない業者もあるかもしれません。しかし、ほとんどの業者は買い取ったピアノを希望者に適切な価格で販売します。演奏に支障がない状態で次の奏者の手に渡るように調律や修理も行っています。なぜなら、中古ピアノには需要があるからです。

ピアノにはグランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノの3種類があります。このうち、もっとも性能が良く高価なのはグランドピアノですが、新品で100万円以上の値段が設定されているので、気軽に購入できません。グランドピアノに比較的音色が近いアップライトピアノも、新品ならば50万円ほどします。一番安価なのは電子ピアノですが、こちらは音色がほか2つとは明らかに異なるため、本格的なピアノの演奏を望む方には物足りません。そこで、新品よりも安価で手を出しやすい中古のグランドピアノやアップライトピアノに需要が生じます。

【中古ピアノは海外にも輸出される】
ここまで読めば、買い取られた中古ピアノは国内で販売取引をされるのだと想像がつくでしょう。しかし、中古ピアノが取引されるのは国内に限りません。

実は、中古ピアノのほとんどはアジアや欧米諸国に輸出されています。特に東南アジアでは中古ピアノの需要が高いです。これは、東南アジアが発展途上国で、さらにピアノを知らない子どもが多くいることが理由です。そのような子ども達がピアノを見て、触れる機会を得るために、買い取られた中古ピアノは日本から輸出されます。

また、日本製中古ピアノの輸入量が多いと言われているのは中国です。品質が高いという理由から、日本製の中古ピアノは中国で人気があります。

このように、中古ピアノには需要があり、買い取られた後は様々な人によって使われていることが分かりました。とはいえ、本当に安心してピアノを預けられる業者がどこか、判断するのは難しいですよね。そこで、おすすめの業者を紹介します。

大切なピアノの買取を頼むならば、ピアノ買取・販売専門店のピアノパワーセンターをご利用ください。ピアノパワーセンターがどこよりも高くピアノを買い取る宣言をしている理由のひとつに、こちらの業者から中古ピアノを購入する方が多いという理由が挙げられます。きちんと次の奏者の手に渡っていると分かるので、安心してピアノの買取を頼むことができます。また、プロの査定士が査定を行うことも高額買取が実現する理由なので、買取金額にこだわる方にもおすすめします。

ピアノを弾く子供の後ろ姿